看護国試で合格するために私が何をしたか、どんな教材を使ったか【実話】
今回は、私が5年制(高校3年+専攻科2年)の学校に進学し、何をやって合格までこぎつけたかを書いていこうと思います。
自分がしていたことはとりあえず3つだけです。
① 参考書やワークは2つまでに絞ってそれに補足の知識や情報を書き込む
② 国試対策アプリ(看護rooが出してるやつ)をちょこちょこする
③ 授業のレジュメ(プリントとか)はなくさない
以上3つだけです。
まず①の参考書やワークについて。
たぶん、みんな学校で何冊かワークや参考書を買わされたり、勧められたりすることがあると思います。その中からとりあえず2つには絞りましょう。
はっきり言っていろんな参考書に手を出しても結局中途半端になるだけなので1つか2つの中身を網羅してしまえば、よっぽどのことがない限り合格できます。なんせ現役合格率90%越えの試験ですからね。
なので2つ以下に絞る→その参考書にいろいろ書き込む→持ち歩いて覚える
これをすれば受かります。少なくとも自分は合格しました。
試験前日に前入りしましたが、持って行ったのはその絞った2つだけ。みんな荷物多いなーと思ってました。
さて、そんな参考書の判断基準ですが、
①先輩など実際に使った身近な人からの意見
②ネットなどでのレビュー、評価
③実際に手に取ってみての内容
の3つです。特に①が大事。身近な人の忖度ない意見は重要です。先輩にそういった人がいない場合はこのブログを参考にしてください。マジで自分で使ったものなのでガチです。
1つ目
医学書院 看護師国家試験問題集
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2022年版 医学書院 看護師国家試験問題集 [ 『系統看護学講座』編集室 ]
に一緒に入っている【国試でるでたBOOK】です。
これすごいんですよ。国試に出そうなものと過去にでたものがジャンル別で解説されてるんです。図つきで。要約されていたり略語が使われていたりしますが、むしろそのおかげで「これってどういうことだろう」、「これってなんのことだろう」と言った疑問が生まれ自分で調べる習慣がつきます。そんでもって【ただ書いてあることを覚えるより、自分で調べたもののほうがしっかり覚えている】ものなんです。
というか、暗記と理解して覚えるとでは雲泥の差があります。それが自然に身につくようになります。
結構みっちり書いてて追加で書きたすスペースがないので、自分は付箋を折りたたんで貼り付けたり、セロハンテープで紙をくっつけで見開きを作ったりしてスペースを作ってました。
これにもともと書いてあるもの+自分で書き足したものを全部覚えたら99%は合格できます。自分は5年目にやり始めたので6、7割程度しか覚えられませんでしたが受かりました。
残りの教材はメインの必修と一般の太いやつがありますがそっちはドリル的な運用をするとより効果的な学習ができると思います。一日3~5問ぐらいでもいいと思います。
自分は学校で専攻科に上がったときに買わされましたが、結局メインのやつは6割ぐらいしかやってないし書き込んだりもほとんどしてないです。
あと利点として、薄いのでかさばりません。教科書で肩が外れそうになるのでこういった細かいのもプラスポイントでした。
2つ目
国試過去問題集
2022年版看護師国家試験 国試過去問題集 [ 杉本由香 ]
私はさっきの国試でるでたBOOKをメインに使っていましたが、ほかの人はこれとレビューブックをメインに使っている人が多かったです。
これの利点は、国試問題の問題文が要約されたうえで、暗記しやすいように赤シートで消せるようになっていることです。
例えば、
- 1. 20%
- 2. 40%
- 3. 60%
- 4. 80%
とにかく便利。どれだけやったかが明確にわかる(正答率とか出してくれる)ので達成感もあり、定期的にテストなんかもやっているので自分の力を把握しやすいです。
じつはお守り代わりに看護師になった今でもスマホに入ったままですw。
・授業のレジュメをなくさない
結構大事です。まあ、大体のテストは国試につながるのでいいんですが、ほとんど出ないような領域や出そうな部分が定まっている領域(ウイルスとかその辺)に国試勉強の時間がとられるのがバカバカしいのでレジュメはしっかりとってテストではそればっかりしてて赤点回避してました。単位さえ取れればいいんです。ファイリングとかも面倒なので、教科書の真ん中らへんに折りたたんでぎゅっと突っ込んでました。そうそう落ちたりはしません。
最後に
勉強で一番大切なのはただ暗記するのではなく【理解する】ことです。人に説明できるレベルが目標ですが、それ全部してたらキリがないので、「〇〇の時は××になる!よくわかんないけどそういうものだ!」といった考え方も必要になってきます。割り切りましょう。
あと一緒に切磋琢磨できる人がいるとなおいいです。張り合うのではなく、高めあう関係が望ましいですね。点数を競うのも一つの手段だと思います。人間は競争心が強い生き物ですから。ただ、点数が引くからと言って、落ち込んだり、自分はダメだといった思考になるのはNGです。勉強すれば必ず身についていくのが国試です。確実に伸びていくものですので頑張りましょう。
新しい後輩ができるのを心待ちにしています。